夢千代の里 山陰の秘湯 湯村温泉から車で10分
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  • 2019.07.08
    • とあるエピソード
    【保存版】今日も人生はおもしろい

    都市部のお宅を回りお盆にご先祖をお招きするための読経を行う棚経という行事。

    その最終日である三日目に起きたことを皆さんにレポートしようと思う。

     

     

    あるお宅では、優しいおじいちゃんが迎えてくれた。

    そしてそれと共に喜び迎えてくれたのが一匹の犬。

     

    なんという犬種なのだろう。

    ヨークシャテリアだかなんだかはっきりは知らないが、毛並みの長い犬だ。

     

     

    僕は犬が好きなのでヨシヨシと頭や顎を撫でてあげると、とても喜んでまとわりついてきた。

     

    ひとしきりお愛想して、犬は去って行き、僕は準備ができたので、カーペットを立ち上がった。

     

     

    ん?

     

    ひんやりとした感覚が、右足の足袋ごしに伝わってくる。気のせいだろうと思って、右手で軽く触ってみるとなんとなく湿っぽい。

    なんだ、なんなんだ。

    ふっと嫌な予感がした。

    僕はそのままお仏壇の前に座るが、冷たい足裏を感じながら、もわもわと思考が湧き上がる。

     

    もしかして、犬のおしっこじゃないよな。

    なんだかうっすらと匂いがしてきたような気がする。

     

    いやいや、そんなわけない。

    まさかそんなカーペットの上にするわけないよな。

     

    それにカーペットにする癖があるならば、部屋に入った時から独特な匂いがするもんな。

    この家はそんな匂いはしないもんな。

     

    そうだ、きっと水かお茶だ。

    お供えしようとした時にこぼしちゃったんだろ。

    おじいさん、仕方ないな~。

    気づかなかっただろうな~。

     

    ま、それに今考えてもなにも始まらない。

    さ~、読経に意識を切り替えよう。

     

     

    僕はお仏壇で懇ろに読経をし、おじいさんと軽く近況報告や世間話をして、そのお宅を後にした。

     

    家を出るとき振り返ると、そのお宅の廊下にペッタリと右足の足跡がついていた。

    僕は草履をはきながら祈った。

     

    水だよね。

    水であってください。

     

     

    いよいよその瞬間が訪れようとしている。

    車をしばらく走らせ、道路脇のフリーなスペースへ車を停めた僕は、足袋を脱ぎ、おそるおそる右手で鼻のそばに近づける。

    うぉぐっ!!!

     

     

    きょ、強烈な悪臭。

    その吐き気をもよおすほどの匂いに思わず顔を背ける。

     

    いやまてよ、犬のせいにするのは早すぎる。

    ただ単に自分の足がくさいだけじゃないのか。

     

    確認のため、左の足袋を脱いで嗅いでみる。

    くっせー…

     

     

    くっせーが大丈夫だ。

    大丈夫じゃないが大丈夫だ。

    さっきのものとは射程距離が違う。

     

     

    とにかくこの右足はやべー。

    なんということだ。

    まだあと三軒回らなければならないというのに。

     

     

    しかし、犬のやつ、あんなところで粗相しやがって。

    もうほんとついてないわ。

     

    優しいおじいさんだけに、怒るに怒れない気持ちがますますドンヨリとした影を生んだ。

    とにかく困った。

     

    どうする?

    どうする?

     

    あー、もう。

    なんも浮かばん。

     

    車中に匂いが充満してきて、絶望感が押し寄せる。

    この匂いを充満させて三軒もやり過ごすなんて、僕には耐えらんない。

     

    そうだ!

    こんないいアイディアが浮かばないときこそ瞑想だ。

    こんなときこそ俯瞰するんだ。

     

     

    僕は意識を拡大していく。

    自分の体の中にあった意識の枠をまずは体を覆うくらいの円に広げてやる。

    そこからだんだんと宇宙大まで広げてやるのだ。

     

     

    やっぱり瞑想はいい。

    心が果てしなく広がっていく。

    あなたは、そもそもなにを問題にしているのですか。

    問題などなにもないではないですか。

     

    ただ、自分が他人から不潔な人という目で見られたくないというだけではないのですか?

    あの人は臭い人というレッテルを貼られたくないからではないのですか?

     

    ということは、あなたがそんなレッテルを貼っているってことなのです。

    さー、それを解放し、他人の目を気にする自分から、揺るぎない自分の軸で行くのです。

     

    悪臭というのも意識を変えると良臭にもなりうるものなのですよ。

    さー、お行きなさい。自分の軸をもって。

    あー、ありがとう、神よ。仏よ。知ったかブッダよ。

     

     

     

    とかなんとかいう僕の賢者モードを打ち消すかのように、車内にたちこめるものすごい臭い。

    それには一気に元へ引き戻すほどのパワーがあった。

     

     

    あかん。

    あか~ん。

    さすがに りーむー。

     

    こいつらマーキングするんやもん。
    そら強烈やわな。

     

    いやこれだけの悪臭だ。

    犬のやつ、どっか病気でもあるんじゃ、、、

    いやとにかく、

     

    この臭い撒き散らして、あのお宅も、あのお宅も、あのお宅も行かれへーん。

     

     

    だがしかし、考えろ。

    考えるんだ。

    はっ!

    そうだ!

     

     

    心が大きくなるといいアイディアが浮かんでくる。(ような気がした)

     

     

    そうだ。川だ。

    川で洗うんだ。

     

     

    頭をあげると、ちょうどすぐそばに川があるようで、堤防がある。

    僕は車を出て、堤防を駆け上がる。

     

     

    だがそこに広がる風景は僕の想像とは大きく違ってた。

     

     

     

    でけ~。

    でかすぎる。

     

    なんということだ~。

    これはきっと淀川だ。

    取りつく島もない。

     

     

    ど、どうすれば・・・

     

    考えろ。

    考えるんだ。

     

     

     

    あ、川じゃなくてもいいじゃん。

     

     

    近くのコンビニにいって、トイレでこっそりじゃぶじゃぶ洗った。

    普通こっちの発想が先にくるはずだが、どうやら意識が拡大したままだったらしい。

     

    水洗いだけじゃ臭いは残るけど、随分とマシになったみたいだ。

    車のエアコンを最大で足元に出せばある程度乾くだろうか。

     

    車の中に戻り、足袋を乾かす時に敷くものが必要だなと、たしかカバンの内ポケットに、以前に入れてたビニール袋があったはずだと探してみる。

     

    ごそごそ。

    あったあった。

     

    そして、こいつもあった~。

     

     

     

    そこには、

    入れたまま忘れられていた新品の足袋もあった。

     

     

     

    お前、おったんか~い!

     

     

    助かったけど。

    助かったけど。

    だけど、このすったもんだはなんやったんだ~。

     

    そんなこんなで、もうほんと笑うしかない。

    僕は洗った足袋をまるめて、そっとビニール袋にしまった。

     

     

    そんなわけで、みんな、瞑想はオススメだぞ。

     

     

    長文、お付き合いいただきまして、ありがとう。

     

    僕らはタビ人。

    今日も人生は面白い。

     

     

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    山地 弘純

    住職
    真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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